G7サミット(主要7か国首脳会議)が閉幕した(フランス・エビアン)。サミットで目立ったのはアメリカ・トランプ大統領への配慮。ドイツ・メルツ首相はトランプ大統領に第47代大統領を表す背番号「47」のサッカーの代表ユニフォームをプレゼントした。議長国であるフランス・マクロン大統領はベルサイユ宮殿での夕食会にトランプ大統領だけを招いた。G7首脳の「地政学問題に関する声明」には「トランプ大統領の強力な指導力のもとで発表されたアメリカとイランの合意を歓迎する」とある。イラン攻撃をめぐっては、ヨーロッパ各国とトランプ大統領との対立が目立っていた。アメリカとイランが合意したことでトランプ大統領の成果を称え、G7の結束をアピールした。事実上封鎖されているホルムズ海峡がどうなるのかは見通せない状況。ホルムズ海峡の通航料についてトランプ大統領は「無料の予定。ずっと無料」と発言しているがイランはオマーンと共同管理し「通航サービス料」を徴収する意向。アメリカとイランが19日に署名する覚書の内容がいつ明らかにされるのか注目される。高市総理大臣はフランスで会見し「ホルムズ海峡をはじめ全てのシーレーン(海上交通路)における自由で安全な航行が確保されなければならない」と述べたうえで「できることはしっかりと実行していく」と強調した。
