2016年に大ヒットしたドラマ「ゆとりですがなにか」の7年後を描く映画「ゆとりですがなにか インターナショナル」は宮藤官九郎と水田伸生は映画では10年ぶりのタッグになる。物語はゆとり第一世代のアラサー男子三人の恋と仕事について描いた社会派コメディ。岡田将生は会社員でマイペース性格で居酒屋に出向する。松坂桃李は小学校教師で女性経験はゼロ。二人は同じ世代というころで意気投合。柳楽優弥が演じるのは風俗店の呼び込みで東大合格を目指し11浪中。3人をつないだのは吉田鋼太郎演じるレンタルおじさん。他にも仲野太賀演じるゆとりモンスターや吉岡里帆が演じる教育実習生などが登場。映画では30代なかばになったゆとり世代の彼ら。ドラマ版のキャストや新たなキャストが脇を固める。
岡田は映画化が決まった際にはまた皆で集まれる嬉しさと続編ということで前を越えていきたいという思いがあったという。また映画化するときも主役の3人の人生を覗き見できるという喜びはあったという。完成披露試写会では、キャスト陣が映画への熱い想いを語った。そして映画の注目シーンは3人の絆と答え、ドラマを観ている人にはそれを感じ取ってくれると答えた。柳楽は映画にはところどころ風刺があり、そういう所もいいなと感じたという。またこの作品については三人の主人公を観測しているようでパフォーマンスが上がる現場だと感じているという。また映画ではドラマ引き続き登場する個性的なキャラクターと映画では癖のある新たな刺客が登場。映画の登場人物で気になる人に松坂は吉田鋼太郎と答え、どこまでレンタルされているかが気になるという。また柳楽優弥は仲野太賀が良いと答えた。岡田将生は妻の安藤サクラが気になると答えた。
今回は吉田鋼太郎、安藤サクラ、仲野太賀にSPインタビュー。安藤サクラは主人公を演じる岡田将生の妻を演じるが役が若女将、2児の母になったという。仲野太賀は岡田将生が演じる主人公の以前勤めていた会社の後輩で超マイペースなゆとりモンスター。また吉田鋼太郎はレンタルおじさんとして老若男女の相談にのるおじさんを演じる。映画公開を経て安藤は岡田将生や松坂桃李などの厚みが分厚くなったように感じると答えた。仲野はその主役に三人のパワフルさがすごいと感じ、先輩方の背中を当時から見ていてかっこいいと感じていたという。吉田は七年の間に芸達者の三人がさらに磨きがかかっていてプロの仕事を見ているようだと答えた。