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「魚梁瀬杉」 のテレビ露出情報

ウッドアーティストの高橋成樹さんは高知育ちの26歳。作品作りでは「木の個性を活かす」ことを大切にしている。作品の販売は個展のみだけだが、SNSで注目を浴び、県外からも人が訪れるようになったという。そして作品を作る上では「木を使い切る」ことをモットーにしているとのこと。
高橋さんのもう一つの顔がフリーランスの「山師」。間伐などで森林環境を守る仕事だという。高知県は森林率84%と自然が豊かな一方、林業の担い手不足が深刻で、手入れが行き届いていない人工林も多いとのこと。高橋さんは小学生の頃から祖父と一緒に山の手入れをしてきたという。高校卒業後は林業大学校に進み、仕事としての林業を学んだ。卒業後に3年間林業の会社で働き、その後独立して2020年から作品を作り始めたという。また、休みの日でも山で作業を行うという。
高橋さんは高知・馬路村の千本山にある「魚梁瀬杉」を使って作品を作ることに。馬路村には伐採禁止になる前に伐採された魚梁瀬杉の株が20年近く放置されているとのこと。しかしアイデアが浮かばず作品作りに行き詰まった高橋さんは、祖父・恒石和盛さんのもとへ。原点に帰った高橋さんは、魚梁瀬杉を使ってテーブルを作るという。高橋さんは魚梁瀬杉の天板と鉄球を組み合わせてローテーブルを作った。そして都内で開かれた個展では、数多くのお客さんが来場し作品を手に取っていた。

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