G7の外相による電話会談は、ウクライナが旧ソビエトから独立した記念日に合わせ日本時間の昨夜約1時間行われた。日本からは外国訪問中の岩屋外相に代わり鯰外務審議官が出席したほか、ウクライナのシビハ外相も参加した。G7外相はウクライナとの連帯は改めて確認、アメリカ・トランプ大統領のリーダシップのもと公正かつ平和的な解決に向けた機会が作られたことを歓迎した。ロシアに対しては、前提条件なしに真摯かつ速やかに和平交渉に参加するよう強く求め、緊密に意思疎通を行い連携していくことで一致した。カナダのカーニー首相が、停戦後のウクライナにカナダ軍を派遣する可能性に言及したことについて林官房長官は、和平実現に向けての議論が活発に行われており、我が国も積極的に参加・関与していると話した。