岡山・鴻島神社は面積2.07平方キロメートル、人口は55人。党内には約350軒の別荘が点在している。松村純久さんは大阪で会社を経営後、父と移住。リゾート開発がブームだったバブル時代に島内に別荘が次々と建設され一大リゾート島となった。1927年、日生町が開墾を推奨し人が定住、45年以降は戦後開拓団として約70戸が入植。農業がさかんで最盛期で約300人が暮らしていたという。バブル景気が訪れると水道や舗装路が敷かれ島は一変。バブルが崩壊すると放置される別荘が増加した。松村さんは父・明さんが別荘を購入し母・節子さんと暮らしていたが99年に母・節子さんが高い。07年に父・明さんの希望で経営していた会社を畳み鴻島に移住した。翌年、父・明さんが他界した。