横浜市にある中華のお弁当店「台北」を紹介した。来店する人は多くが常連さんとなっている。安さの理由は作りおきをせずロスを減らしてコストを削減している。お客さんが取りに来る時間の約10分ほど前に調理しできたてを提供している。お店は藤池益欽さん、妻の麗美さん、息子の継俊さんの3人で切り盛りしている。このお店はオープン当時は出前専門だった。慣れていない日本の住所や道に悪戦苦闘の日々だったという。その結果、営業時間は伸び、睡眠時間は少なくなってしまった。常連さんがお弁当を取りに来てくれるようになり、いつしか出前専門店から人気のテイクアウト専門店になった。この日1番注文が多かったのが鶏唐揚げ煮物弁当だった。