去年1年間の家計調査がきょう発表され、1世帯あたりのラーメン消費額で山形市が2年連続日本一となった。2位になったのは新潟市で差は約2400円。この戦いには互いに譲れない思いがあった。「ラーメンの聖地、山形市」を宣言するなど市とラーメン店がタッグを組む山形市。そんな山形市から1位を奪うべく新潟市のラーメン店は敵地を視察。すると職員1人1人が名刺で推しメンをアピール。さらに麺の太さやスープなど好みに合った店を探せるサイトも公開。山形市は2013年から8年連続1位。しかし、2021年の調査で新潟市に1位を奪われた。これに火が付いた山形市は去年首位奪還。新潟市にリベンジを果たした。再び頂点を狙う新潟市は地元の唐辛子を使ったラーメンを提供するなど独自のプロジェクトを展開。しかし、あと一歩及ばず。麺屋Aishinの笠原さんは「ラーメン業界がこんなに注目されるというのはないからいいきっかけにどれだけできるか」と話した。一方で「ラーメンの聖地、山形市」を創る協議会の鈴木会長は「この1~2年お互い切磋琢磨して大いに盛り上げられたんじゃないでしょうか」と話した。
住所: 新潟県新潟市東区河渡本町22-165