千葉県知事、水道料金20％値上げ表明、背景は。千葉県の熊谷知事は上水道の水道料金を20％程度値上げをする方針を示した。対象となるのは市川市全域と千葉市の一部、11の市、およそ158万戸が対象となる。開始の時期は2026年度を念頭に置いており、値上げは30年ぶりとのこと。このままでは2027年度に赤字になる見込みだという。中京大学・齊藤由里恵准教授によると20％値上げした場合、1か月500円程度、年間6000円程度上がる見込み。値上げの動きは千葉県だけではなくて多くの自治体で広がっている。埼玉県では再来年度から23％値上げをする方針。埼玉県では老朽化した施設の修繕費、浄化をするための電気料金の高騰といった理由から値上げに踏み切った。名古屋市でも来年10月から平均12％値上がりするということで全国的に広がっている。なぜ、値上げの動きが全国的に広がっているのか。水道管の普及をした時期というのが1960年から70年代の高度経済成長期に行われた。水道管の法定耐用年数というのが多くは40年くらいということで交換が必要。節水も1つの要因だということ。問題「日本にある全ての水道管をつなぎ合わせると一体、どのくらいの長さになるだろうか」。青：東京−博多間、赤：地球一周分、緑：地球−月1往復分。