約6割の企業が利用するなど生成AIが身近になりつつある中、アメリカのアプリダウンロードランキングで中国製のDeepSeekが1位になった。開発費はアメリカ企業の約10分の1だが、性能はChatGPT並とも言われている。対話形式で答えてくれるが、不正確なものや情報が古いものも。天安門事件などの質問には回答を出さなかった。専門家は、性能は高いがアプリは外側のデザインだけをダウンロードしているだけ、個人情報や企業の情報を入れると中国に流出する、安全性という面は無視できないと指摘した。アメリカのサイバーセキュリティー会社は中国政府へのデータ流出などへの懸念から、数百社がDeepSeekへのアクセスを遮断する措置を講じたと発表した。