自動運転化が進められる背景にトラック運転手の長時間労働見直しで人手不足が深刻化する2024年問題がある。岸田総理大臣は東京都内の運送会社を視察し、対策への緊急パッケージをまとめると明らかにした。荷物の仕分けの機械化や再配達率の半減に加え自動運転の促進などが検討されている。そのうえで運転手の賃上げに向け、適正な運賃を受け取るために次の通常国会で法制化を進めていくと強調した。岸田総理は今後も視察を続け、来月にまとめる経済対策に反映させていく考え。物流業界では人手が不足する一方で輸送する荷物の数は増えていて大変な状況が続いている。