レスリングの日本一を決める天皇杯に出場した高校3年生の吉田泰造選手。男子グレコローマン82キロ級準決勝。中学まで相撲をやっていたという吉田選手は四股を踏んでマット入り。すると足腰の強さを生かし相手を持ち上げてポイント。さらに連続で大量ポイントを奪うなど圧倒的な強さで決勝進出を決める。そして迎えた決勝。吉田選手は相手の体を回転させるローリングでポイント。その後相手に攻められる場面もあったが攻撃をうまくかわした吉田選手。全4試合を戦い1ポイントも奪われずに大会初優勝。吉田泰造5−0岡嶋勇也。全日本選抜選手権と天皇杯の2冠は男子高校生史上初の快挙。