大阪関西万博の費用は会場建設費が当初の2倍となる2350億円、日本館建設費などが約837億円、シャトルバスルート整備費が約1600億円と見積もられている。岸さんは2つ問題点があるとして「資材費高騰などの影響で費用がかさむのは仕方ないが『建設費用はいくら』など、政府が小出しで費用を提示している事で全体像が見えない。全体像を示さないことが1つ目の問題。5年前に設置されたはずの万博協会の仕事が遅い事が2つ目の問題。いま交渉などをしているからコストも上がっている」などとした。斉藤さんは「半年しか使わない「リング」に350億円を使うのはお金の無駄だし、資源の無駄でもある。日本は持続可能で循環型社会だと言うことを示すと言っているが見せかけのエコだ」などとした。杉村さんは「五輪と比較すると費用も5分の1で期間も10倍の半年ほどと長く、ここで関西の魅力を伝えられる。さらに紛争や環境問題がある中で定期的にいろんな国の人達が集まることなどから賛成している」などと話した。岸さんは「経済効果を出す為には世論が盛り上がり、海外からの辞退者をなくす事が重要で、そのために政府がしっかりやることが重要」とした。