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「CBSニュース」 のテレビ露出情報

南部テキサス州、メキシコ国境沿いのまちにトランプ氏の姿があった。強調する移民への強攻策、バイデン批判。それは支持者たちの声でもある。一方でこの日、別の場所ではバイデン大統領の姿もテキサス州にあった。テキサス州はスーパーチューズデーの15州のうちの一つ。そして2000kmを超えるメキシコとの国境線を抱える州でもある。支持政党を問わず、不法移民への対策は大きな課題にほかならない。ただこの移民問題は11月の大統領選でも大きな争点になりそうだ。ある調査では経済問題などを抑え「1番重要」という結果も出ていて、支持率も拮抗しているなか対応を間違えると一気に流れが変わってしまうかもしれない。東海岸や北部の大都市ではまちのいたるところで入国したばかりの移民が目立つようになってきていた。既存のシェルターでは押し寄せる移民を収容しきれていない。仕事がなく、その土地に縁のない人間がまちにあふれるとどうなるか。アメリカで起きたのはまずゴミが所構わず捨てられまちが汚れることに。そして犯罪が増え、治安が悪化するというものだった。ニューヨークでは不法移民による事件が毎日のように起きている。発砲事件もあり事態は深刻だ。アメリカを目指す人たちは世界中からやってくる。中東やアフリカから戦乱を逃れてくる人、犯罪や貧困、動乱が絶えない中南米の国々から活路を見出そうとする人。最近は自由と民主主義を求めて中国からの入国者も急増している。不法移民を敵視していたトランプ政権が終わり、新型コロナも収束したことからこの3年で移民の数は倍増していた。そんな状況に共和党の知事たちは移民たちをバスに乗せ民主党支持者の多い大都市に送りつける強攻策に出た。こうした動きを絶賛していたのがトランプ氏だ。
全米第3の都市、シカゴ。過去30年間、民主党が勝ってきた典型的なブルーステートで移民にも寛容な土地だった。しかし8月以降、3万6000人以上の移民が送られてくると状況が変わってきた。トラスさんは長年シカゴの教育委員会に勤務するなどマイノリティのために尽力してきた。いま憤慨しているのは行政が地域の公園をつぶし、移民のためのシェルターを作ると決めたから。これまで民主党員だったが、次の大統領選では共和党の候補者に投票するそう。バージニア州では1時間ほど前から投票が始まっている。あいにくの雨で出だしは低調だがバージニア州をはじめきょう行われる15の州全てでトランプ氏が勝利をおさめる見通し。仮にヘイリー氏がきょうの段階で撤退を表明しなかったとしても今月中旬までにはトランプ氏は党大会の指名に必要な代議員の過半数をおさえる見通しで、共和党の指名レースの決着は時間の問題といえる。アメリカの各メディアでもバイデン氏とトランプ氏を大統領選挙の候補者と仮定し世論調査を行なっている。ウォール・ストリート・ジャーナルではバイデン氏が45%に対しトランプ氏が47%と2ポイントリードしている。CBSニュースではバイデン氏が48%、トランプ氏が52%とトランプ氏が4ポイントのリード。数字を見るとトランプ氏が有利に見えるが国民の多くはトランプ氏とバイデン氏の再びの対決にあきあきしているのが本音。特にトランプ氏は無党派層の支持が弱く、4つの刑事事件で起訴され裁判を抱えている。もし有罪となれば大きな打撃を受けるし、現在でもバイデン氏との差は僅差。バイデン氏で戦えるのかという声は民主党の中でも根強いが、結局若くて有望な対抗馬が現れることはなかった。現職の大統領に立ち向かうことは党を分裂させることにもなり、若ければトランプ氏に勝てる保証もない。なによりもニューディーラーともくされる人たちは今年ではなく4年後を視野に入れていると見られる。アメリカはインフレが緩やかになってきてはいるが、庶民の生活実感は厳しいまま。トランプ政権のほうが暮らしが良かったという声が多いのもそうした事情がある。ところがアメリカ経済は非常に力強い。最新の世論調査では今後の経済に楽観的な考えを示す人の割合が徐々に増えてきている。投票日まであと8ヶ月。それまでに庶民の生活実感を高め、それをバイデン政権の評価につなげることは簡単ではないが、そこにしかバイデン氏の活路はない。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年10月13日放送 4:20 - 5:00 NHK総合
国際報道INTERNATIONAL NEWS REPORT
米・下院議会は多数派の共和党が221議席、民主党が212議席となっている。共和党が過半数の217の票を確保するには、共和党からの造反議員を4人以内に留める必要がある。しかしCBSニュースによると、少なくとも10人はスカリス議員に投票しないと明言している。その大半は、今回敗れたジョーダン議員に本会議でも投票すると話していて、深刻な共和党の分裂ぶりがうかがえる。[…続きを読む]

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