今日は「いい夫婦の日」、ある会社では家族やパートナーのために全社員が一斉に帰宅した。結婚12年目の渡部恵理さんの家庭ではこの日に合わせ食卓に思い出の写真や手紙などを並べ、夫をお出迎え。準備万端で家族水入らずのひとときを過ごせたのは勤め先のある取り組みにあった。婚礼事業を展開するCRAZY、11月は一年で最も結婚式が多く繁忙期だというが、いい夫婦の時刻になると、出社していた社員全員が帰り支度を開始。これはいい夫婦の日にちなみCRAZYが実施した午前11時22分に社員を退社させる取り組み。退社後は勤務扱いとしながらパートナーや家族のために時間を使ってもらうことを目的にしている。総務省の労働力調査によると去年、過去最多となる1200万世帯を超えた共働き世帯。こちらの企業でも、半数の社員が共働きだといいパートナーとの時間を大切に過ごしてもらうためこの取り組みを実施した。