バレーボール男子日本代表が4大会ぶりに自力でパリ五輪出場が決定した。ストレート勝ちすればオリンピック出場が決まる一昨日のスロベニア戦でも日本の強さが光り、キャプテンの石川祐希選手がボールを繋いで自分で決めるという自らの言葉通り、この試合に全てをぶつけた。また、試合に掛ける思いは全員同じでチーム一丸となって試合に臨んだ。セッターの関田誠大選手のライトからのバックトスを西田有志選手が強烈なバックアタックで叩き込む。さらに高橋藍選手がこの試合3本目のサービスエースで決める。そして、3セット目でみんなが待ち望んだ瞬間を迎え、スロベニアにストレート勝ちをし見事にパリ五輪への切符を勝ち取り、選手たちはコート上で歓喜の涙を流した。試合後、西田選手と関田選手は配られたオリンピックエンブレムのサングラスが気に入ったようで、写真撮影するなど和やかな様子だった。