世界ではハンタウイルスの感染事例が出ている。WHOによると、3日、アルゼンチンからカボベルデへ向かうクルーズ船内で6人がハンタウイルスに感染した疑いがあり、このうち3人が亡くなった。また、集中治療を受けているイギリス人の乗客からはハンタウイルスの感染が確認された。ウイルスの重症度は違うものの、中国や韓国では毎年感染報告があり、台湾でもおととい70代男性が感染した。日本でも大阪・梅田で1960年代に119例の感染が報告されていた。ハンタウイルスはねずみから感染するが、いまの日本にはウイルスを持ったねずみはいないため感染の心配はない。感染すると、数週間くらいで症状が出て、症状はインフルエンザによく似ている。重症化すると、肺に強い炎症が起こって息苦しさとか呼吸困難が出てくる。致死率は数十%で、ごくまれにヒトからヒトへ感染。専門家は、ねずみが船の中に入り込んで粉塵を吸い込んだ場面があったと予想する。いまの時点で日本に入ってくるリスクは極めて低い。一方、はしかは年間患者数は4月19日までに362人と去年1年間の265人から既に約1.5倍ほどになっている。日本から海外に旅行に行って感染して戻って来る人も増えている。ここから2週間、さらに増えていく可能性がある。専門家は2回のワクチン接種で予防になるとしているが、25~54歳くらいは1回接種の可能性があり、母子健康手帳や抗体検査で確認すると良い。
