東京・銀座のソニービル跡地に新たに建設されたビルがきょう、グランドオープンを迎えた。音楽やアートに最先端の技術を導入した、その魅力を取材した。銀座ソニーパークは、地上部分が5階建て。景観などに配慮して、高さを銀座の標準的な建物の半分ほどにした。吹き抜け空間など、館内に4カ所ほどあるスペースは、待ち合わせなど自由に使うことができる。ビルが建てられたのは銀座のランドマークとして長年、親しまれてきた旧ソニービルの跡地。解体後は一時期、公園としても利用された。館内にテナントはなく、最新技術とアートを体感できる参加型アクティビティーが盛りだくさん。約2カ月のオープニングイベント中は、人気音楽ユニット「YOASOBI」の楽曲に合わせ、参加者の心音をデータ化して作ったアイコンが動く音楽体験が楽しめる。4階では、人気バンド「羊文学」の音楽と水や光を融合させた壮大な映像空間が広がる。ソニーの最先端の技術を使い、まるで水の上を歩いているような感覚を得る体験も。地下2階では、人気アーティスト「Vaundy」が約200の楽曲を選曲。参加者は、ヘッドホンで聴くことができる。一方、食事ができる場所は1カ所で、テーマは小腹を満たすことができるカジュアルダイニング「1/2」。ソニーが注目したのは、余裕につながる“余白”の大切さ。ソニー企業株式会社・永野大輔代表取締役社長のコメント。
住所: 東京都中央区銀座5-3-1
URL: https://www.ginzasonypark.jp/
URL: https://www.ginzasonypark.jp/