埼玉県の鳩山ニュータウンは1970年代に分譲がスタートし、約3000戸の住宅に都心に通勤する人たちが入居した。現在の不動産価格は当時の6分の1に下落。高齢化率は57%となり、約140戸が空き家になっている。空き家を相続した50代の山田さんは処分に悩んでいた。処分費用の見積もりは180万円で、山田さんは広島に住んでいるため掃除に来るたび5万円の費用がかさむ。山田さんは「子どもに残すと子どもが僕と同じ状態になる」「それまでには何か結論を出したい」などと話した。
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