TVでた蔵トップ>> キーワード

「LOGISTICS TODAY」 のテレビ露出情報

トラックドライバーの過酷な労働を緩和するために始まった働き方改革の開始からおよそ2か月がたった。ネット通販最大手アマゾンの荷物を配達する男性は会社に所属せず下請けの運送会社と契約する個人ドライバー。この日、運ぶ荷物を見せてもらうと午前便で118個。ドライバーの残業時間が規制されものが運べなくなることが懸念される物流の2024年問題。ドライバーの労働時間は全業種と比較して長いため、ことし4月から残業時間を1か月でおよそ80時間までとする働き方改革が始まった。トラックドライバーは大きく大手運送会社に所属する社員、その下請け会社の社員、そして下請け会社と個人が契約するドライバーに分けられる。このうち下請け会社で働く長距離トラックのドライバーは大手企業が残業を規制したしわ寄せが下請け会社に及んでいるという。個人ドライバーも働き方改革の対象。給料は日当でおよそ2万円でどれだけ多く運んでも同じ。アマゾンが開発した配達ドライバー専用のアプリは運ぶルートと順番を指示されている。
単純計算で1個3分で配るプレッシャーの中では危険な瞬間もあるという。男性よると現在は多くの人が玄関前などの置き配を選択しており、配達時間の短縮につながっているという。一方で時間に追われるドライバーを困らせるのが置き配不可。持ち帰った荷物は再配達になり配達完了まで1週間かかることもあるという。再び男性を訪ねると4月以降、およそ30個ほど荷物の量が増えたという。その背景には大手業者の残業規制があると話す。日本テレビ調査報道班はドライバーへの負担軽減策や2024年問題への対応について、アマゾンジャパンに対し複数回にわたって返答を求めてきたが回答は得られなかった。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.