2010年代、テレビ放送はアナログ方式からデジタル方式へと移行。東日本大震災が発生した2011年、第62回の紅白は明日への一歩を踏み出すとの思いを込めたテーマで開催。第63回にはきゃりーぱみゅぱみゅがド派手な衣装で初出場。第66回、AKB48を卒業した前田敦子と大島優子が登場し、高橋みなみの最後の紅白にサプライズを起こした。第67回は新たな映像技術による演出が話題になった。第68回は内村光良が初の総合司会に就任。最後の紅白となった安室奈美恵は「Hero」を披露した。平成最後の紅白となった第69回は嵐のパフォーマンスでクライマックスを迎えた。時代は令和へ。第70回に登場したのはビートたけし、「浅草キッド」を披露した。第71回は新型コロナウイルス感染拡大により、紅白史上初の無観客で開催。大泉洋が白組司会として登場。第72回のテーマはカラフル。紅組・白組の区別なく応援するボーダレスな司会に統一された。上白石萌音が紅白初出場、「夜明けをくちずさめたら」を披露した。第73回にはVaundyや松任谷由実が出演した。第74回は有吉弘行が司会として登場。京都・東本願寺の能舞台でAdoがパフォーマンスを披露した。さらに内村光良・大泉洋・有吉弘行が歌手としてステージに立った。