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「Mara18」 のテレビ露出情報

元ギャングが収容される中米エルサルバドルの巨大刑務所。世界で最も恐ろしいといわれるこの刑務所の内部に、日本のメディアとして初めてカメラが入った。かなり厳重な警備が敷かれている。壁の高さは9m。絶対に逃げ出すことはできない。中米エルサルバドルに建設された定員4万人の巨大刑務所「テロリスト監禁センター」。誰も何も言わない。顔や手にたくさん入れ墨をしているのが分かる。にらみつけてくるような受刑者もいる。収監されているのは、殺人や誘拐など複数の凶悪犯罪に関わったギャングの元メンバーとされている。エルサルバドルには2つのギャング集団がいる。「MS13」と「Mara18」。2つは激しく争ってきたが、この刑務所では同じ独房に入れられるという。政府はギャングをテロリストと定義し、丸刈りにされた受刑者たちは原則として24時間365日この建物の中で過ごす。社会復帰させないことが前提で、家族はもちろん外部との接触は一切認められない。このエリアを見下ろすように監視員が立っており、銃を持っている。万が一何かあった場合、あそこから銃撃することもできるようになっている。職員と警備員は顔を隠す。刑務所の外でギャングから危害を加えられる可能性があるため。
受刑者の生活は当然、過酷。フォークやナイフなどは凶器として使われる可能性があるため、食事は手づかみと決められている。プライバシーはないに等しく、就寝時間も照明に照らされ枕や毛布も使えない。殺人や強盗など500以上の犯罪に関わったという受刑者。本人の意思を確認したうえで、特別な許可を得て話を聞いた。ギャンググループ元リーダー「ここは厳格な規律と厳しい服従を求められる刑務所だ。5つ星のホテルではない」。ギャングに加わったのは13歳のころ。刑務所に入り、これまでの人生を後悔しているという。「子どもたちにはギャングには参加しない方がいいと伝えたい。子どもや若者はもちろん、かつての敵であった人たちも、誰もこの場所に収容されてほしくない」。

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