習近平国家主席の5年ぶりの欧州歴訪は7日セルビア・ベオグラードに到着し熱烈な歓迎を受ける。セルビア・ブチッチ大統領は中国への感謝とともに「台湾は中国領土の一部である」と発言、5月7日はセルビア、中国にとっても忘れらない記憶がある。かつてセルビアではコソボの独立を巡り民族紛争が激化。国際社会の仲介で和平交渉は進められたが決裂するとNATO軍は空爆を開始、1999年5月7日当時のユーゴスラビアの首都ベオグラードの中国大使館をNATO軍が誤爆され中国人の記者3人が死亡。習主席はこの爆撃から25年にあたる節目にセルビアを訪問した。首脳会談で習主席は両国関係を「鋼の友情」と呼び経済など様々な分野で協力の考えを示す。今回5〜10日の日程で3か国を訪問予定で妻・彭麗媛氏の姿もみられた。フランスではユネスコ本部で女性教育促進の功績が評価されマクロン大統領の妻とオルセー美術館を見学するなど中仏の友好関係を深める役割を果たした。人民解放軍所属の歌手で国民的な人気歌手として活躍、1987年に習近平と結婚し人民解放軍芸術学院院長を務めたが2017年に退き軍での立場は不明となっていた・彭氏について香港メディアが新たな動向を報じた。