與真司郎は2005年にAAAとしてデビューした。AAAは紅白歌合戦に7回出場するなどJ-POPを代表するグループ。與さんは今年ロサンゼルスから一時帰国しLGBTQ当事者であることを伝えた。ファンを傷つけぬよう真意が伝わるよう半年をかけ何度も何度も書き直した手紙であった。多くの人が受け入れてくれたことに驚いた一方バッシングもあったという。公表のきっかけについて與さんは「自分が小さいときにすごく自分のセクシュアリティで葛藤していたのでその辛い思いを本当にわかっているのでそういうことをもう他の人に体験してほしくない」などと話した。また苦悩もまた増えていったという。與さんは「日本の芸能界も含めストレートであることが当たり前っていう感じの質問とかが普通に来るのでそこをどうやってあわせていけばいいんだろうファンの皆さんも傷つけたくないしどうやっていけばいいのかなって」などと話した。精神が崩れると追い詰められた先に渡ったロサンゼルスで光をもたらしてくれたのが友人たちであった。與さんは「ゲイの人とストレートの人たちがみんな何もジャッジをせずに普通に遊んでるんですよ逆に気も遣ってない僕たちはそうであってほしいんですよ」などと話した。ありのままで自分で生きられる世界を知ったことが家族へカミングアウトする後押しとなった。與さんは「とにかく1人じゃないっていうことはまず絶対に思っててほしい」などと話した。