きょうから現行の健康保険証が発行されなくなり、マイナンバーカードに保険証の機能をもたせたマイナ保険証に1本化される。マイナ保険証の利用率は15.67%にとどまっている。また、ある調査では全国の7割の医療機関から「トラブルや不具合があった」と報告がある。マイナ保険証の活用は患者側にもメリットがある。今の保険証も最長1年は使えるが、政府はマイナ保険証への移行を呼びかけている。更に、来年3月24日からは運転免許証を一体化したマイナ免許証の運用も開始される。マイナンバーカードのICチップに運転免許証の番号や顔写真眼鏡の有無など使用条件を記録することで、運転免許証としても利用できるようになる。従来の免許証の発行も継続され、マイナ免許証と両方を所持することも可能。