モロッコ・マラケシュでIMF・世界銀行の年次総会が行われ、今日は鈴木財務大臣が中国に依存している半導体や蓄電池など脱炭素分野の重要物資の供給網を多角化する新しい枠組み「RISE」の立ち上げを表明した。日本は2500万ドルの貢献を行う予定で、リーダーシップを発揮している。重要物資を握る中国を念頭に、調達網の強化を行う狙いがあるという。一方、各国の財務・金融関係者間でも、イスラエルとハマスの武力衝突についての関心が高まっており、神田財務官は「すでにエネルギー価格への影響も出ている」と述べた。明日以降、G7会合の中で、イスラエルとハマスの問題や、ウクライナの支援についても話題になる見通しだという。