プーチン政権下で戦争の実態が広く伝わらない中、先月モスクワで政権に異を唱える人たち150人が集まっていた。批判や不満を口にしたのはロシアの政党の中で唯一反戦を訴える野党・ヤブロコの支持者たち。ヤブロコはウクライナ侵攻後初となった先月の議員下院選挙で反戦を支持する有権者の受け皿になるとみられていた。しかし選挙の1ヶ月前、選挙活動にあたって知的財産権を侵害したなどとして比例代表のリストから除外され、候補者の擁立を選挙区のみに制限された。選挙区だけにしか候補者を立てることが認められなかったヤブロコからは1人も当選しなかった。戦争反対の受け皿がなくなる中、人々の間に無力感が広がっている。
