パリ五輪の新競技ブレイキン。オリンピックの前哨戦で頂点に立ったのがAMIこと湯浅亜美選手(24)。彼女の名が世界に知れ渡ったのは2018年、19歳で世界女王に輝いた。アメリカのデータ会社はパリ五輪の金メダルはAMIと予想。姉の影響でダンスを始め、小学5年でブレイキンと出会った。AMI選手はウィンドミルという技に魅了されたという。ブレイキンは立ってダンスするトップロック、手をついて足を素早く動かすフットワーク、AMI選手が得意とするウィンドミルなどのパワームーブ、体の動きを急に止めるフリーズ、大きくこの4つで構成されている。AMI選手は4つ全てをこなす世界屈指のオールラウンダーとしてトップに君臨する。来年開催の五輪予選シリーズで出場権獲得を狙う。パリ五輪代表は各国男女最大2人ずつ。日本勢で内定しているのはSHIGEKIXこと半井重幸選手のみ。