王子駅前で出会ったのは大正時代が好きな夫婦。夫・田中あつしさん(31)は中高一貫校の国語の教員、妻・はるなさん(31)は大正時代の台所を再現した体験型キッチンスタジオ「かまどのおうち」を運営。2人は約3年前に学士会館で出会い、去年の8月16日に結婚。タクシー代を支払う代わりにさいたま市浦和区の家までついて行った。自宅は古い感じの平屋。午前0時15分に帰宅。築56年の3K(和室2、洋室1)で家賃は70,700円。障子や欄間など戦前の造りで、妻の萌えポイントは木製の雨戸。金屏風はインターネットオークションで5万円弱で購入したという。机の上には戦前の料理雑誌。漬物のサンドイッチなど戦前の食事を楽しんでいる。妻はNHKしか見せてくれない家で育ち、朝ドラが好きで大正時代にハマったという。押入れには夫のスーツ。SLOANE RANGER TOKYOで戦前のスーツを再現してもらい、見せてもらったスーツは良い生地を使っているので約32万円だという。バケツのようなカバンに入っていたのはシルクハット。夫は父親の影響で戦前好きになったという。冷蔵庫の中を見せてもらうと戦前の雑誌に載っていたものを再現したキムチが入っていた。現在のキムチは乳酸菌などで発酵させるが、戦前のものはただ辛い浅漬けだという。取材スタッフが試食させてもらった感想は「めっちゃ辛い」。お風呂場は天井が高く蔵のような造り。バスタブはあるが使えず、シャワーのみだという。古い家で大変なのは「冬の寒さ」。すきま風だらけで2℃の日もあったという。お風呂にはナメクジ、キッチンにはネズミも出るという。朝ドラ風に撮影した写真を見せてくれた。王子駅で田中さんの家について行ったら…令和の時代にあえて戦前の生活で生きる夫婦の姿を見ることができました。
住所: 東京都中央区銀座1-9-8 403
