「パリ ポンピドゥーセンター キュビズム展 美の革命」が国立西洋美術館で開催中。美術界に大きな影響をもたらした「キュビズム」の作品がパリから100点以上来日。日本で50年ぶりとなる大規模な展覧会が開かれている。世界屈指の近現代美術コレクションを誇るポンピドゥーセンターから多数の作品が来日し、全作品数は約140点で50点以上が日本初出品となっている。コンスタンティン・ブランクーシ作「眠れるミューズ」は彫刻のあり方も、それまでのルールから解放し机の上に横たわっている彫刻を作り出した。ポンピドゥーセンターが誇る幅4mの大作、ロベール・ドローネー作「パリ市」。今回のポスターのメインビジュアルにもなっている日本初出展の作品。伝統と現代を同時に表現した作品でドローネのキュビズム絵画の集大成と言われている。アルベール グレーズ作「収穫物の脱穀」は鑑賞者にヒントを与えるような具象的なイメージが組み込まれている。「パリ ポンピドゥーセンター キュビズム展 美の革命」は2024年1月28日まで国立西洋美術館で開催中