あすから5日間行われる臨時国会では、参議院の正副議長などが選出されるほか、ガソリン税の暫定税率廃止の法案が提出される。星は、ガソリン暫定税率廃止について、野党はここで参議院選挙の民意を具体化する狙い、全体で1兆5000億円くらいかかる、代替財源を含め与野党で議論する、1リットルあたり25円引き下げることで固まってきたなどと話した。代替財源について、星は、基金の整理や自動車関連の税金の引き上げのほか、世界に比べて安い法人税を引き上げるなど、工面することは可能だなどと話した。今後の政治日程について、星は、来月8日に予定されている自民党両院議員総会は、前回の懇談会に続き、ガス抜きの第二弾となる、現行のルール上、総裁を引きずり下ろすことは難しいし、石破総理自身の意思もある、総理としての仕事をこなしたいと考えているのではないかなどと話した。森山裕幹事長は、今月28日の両院議員懇談会で、報告書がまとまった段階で、幹事長として自らの責任について明らかにしたいと発言した。星は、事実上、報告書がまとまったら、辞任するということ、森山幹事長は政権の神輿を担いでいる人だから、石破総理も一緒に辞めることになり、総裁選が行われるのではないかなどと話した。自民党の参院選に関する報告書は、来月下旬に予定されている。石破総理の辞任理由について、星は、参院選で必達目標が達成できなかったこと、参院選で示された民意と石破総理のずれが大きくなっていることが挙げられる、総裁選は9月に行われ、臨時国会前に新内閣をスタートさせる、総裁選では、どの野党と組むかが最大の焦点になるなどと話した。