酷暑の中で少しでも涼をとるために、半袖よりも長袖で直射日光をいかに受けないかが大切になってくる。熱中症対策の基本は、こまめな水分・塩分補給、我慢せずエアコンの使用、十分な睡眠が大切。いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長は「天気や気温の変化に対応した服装選びが重要」と指摘。冷感アームカバー（FREEZE TECH ACCESSORY LINE 冷感アームカバー/リベルタ）はエリスリトールとキシリトールの成分が入った冷感プリントがされ、水分に反応して冷感が持続するというもの。その他にもフェイスガード付きインナー（TERAX COOL フェイスガード付インナー/グッズマン）もあり、数種類の鉱石が入った生地を使用し、体から発生する熱エネルギーを吸収し、熱を放射する。太陽光に含まれる遠赤外線をブロックして遮熱する効果もある。
スポーツの現場では各競技で変わっており、昔だと半袖しか売られていなかったが、この5〜10年くらいで本当に変わってきた。例えば今、行われている高校野球の球児も長袖の子が多くなった。担当者に聞くと「数年前まではほとんどが半袖だったが、現在は売り場の半分が機能性重視の長袖」だという。機能性も兼ね備えていて、ただの長袖ではなく、ある程度筋肉を引き締めたり、疲労を取る効果があり、暑さ対策も勿論だが、アンダーウエアも圧倒的に長袖が増えている。