フランス・パリで障害者スポーツの祭典、パラリンピックが開幕した。17回目となる今大会は過去最多、167の国と地域からおよそ4400人が参加している。日本の選手も海外の大会で最多となる175人が参加する。開会式のテーマは「共生社会」。障害の有無の垣根を越えて分け隔てのない社会の実現を表現した。選手が入場行進で使ったスクーターのような装置は、日本のトヨタ自動車が提供したもの。
トヨタは2015年からオリンピック・パラリンピックの両方で最高位スポンサーの契約を結んでいて、選手や関係者が使う車などの提供を続けている。トヨタ インクルーシブ モビリティパークを訪ねると、開会式で使用した装置が展示されていた。車椅子電動けん引装置「Yosh-E」は後付けで車いすが電動スクーターのように形を変える。オーストリアの企業と共同で開発した。指を動かさなくても操作が可能。市場に出回るおよそ8割の車いすにあとから取り付けができるそう。トヨタはオリンピックについては今後、スポンサー契約を更新しない予定だが、パラリンピックのスポンサー契約は延長を希望する意向を示している。トヨタは移動に関する障害者の悩みを解決できる製品を作れば高齢者や運転に不安を抱える人など、より多くの人に価値がある製品になるはずだと目論んでいる。
トヨタは2015年からオリンピック・パラリンピックの両方で最高位スポンサーの契約を結んでいて、選手や関係者が使う車などの提供を続けている。トヨタ インクルーシブ モビリティパークを訪ねると、開会式で使用した装置が展示されていた。車椅子電動けん引装置「Yosh-E」は後付けで車いすが電動スクーターのように形を変える。オーストリアの企業と共同で開発した。指を動かさなくても操作が可能。市場に出回るおよそ8割の車いすにあとから取り付けができるそう。トヨタはオリンピックについては今後、スポンサー契約を更新しない予定だが、パラリンピックのスポンサー契約は延長を希望する意向を示している。トヨタは移動に関する障害者の悩みを解決できる製品を作れば高齢者や運転に不安を抱える人など、より多くの人に価値がある製品になるはずだと目論んでいる。