今回は「風ノ旅ビト」を特集。清塚信也は作中の音楽にノスタルジックを感じると語り、結は自分の中に物語が生まれていくと、それぞれ作品への思いを語った。
今回の作品のテーマは「人生という旅」。そこで最初の旅の始まりのゲーム映像の様子が伝えられた。三浦大知は作品について「自分の感覚で動かして世界を知ろうとする」というところがある語った。
この作品を手掛けたのは中国出身のクリエイターであるジェノバ・チェン。ジェノバ・チェンは作品について「どの場面でも人生のステージを表現しており、それをプレイヤに体験させようとしている」と語った。
この作品には旅の醍醐味とも言える体験が描かれており、オンラインで他のプレイヤーと触れ合う機会もあるという。そこで言葉を介さなくても通じ合うものがあると紹介した。ジェノバ・チェンは「肌の色や年齢、性別で判断されずに人として扱われるゲームにしたかったんです」と狙いを語った。
クリエイターのジェノバ・チェンはこれまでも独創的な作品を出してきており、「flOw」や「Flowery」「Sky 星を紡ぐ子どもたち」などのゲームが紹介された。ニューヨーク近代美術館ではアートとしてジェノバ・チェンのゲームが選ばれているという。また「風ノ旅ビト」でのゲームの終盤近くの映像も紹介された。
最後に今回のゲームゲノムについて、結は「旅の終わりはなく、また新しい旅が始まるということでは」と語り、清塚信也は「想いをアウトプットすることが世界のどこかの誰かを救う」と語った。