成田悠輔が「日本特有！？ ホストクラブの売掛金トラブル」について解説。現在、ホストクラブでの「売掛金＝ツケ払い」のシステムが、国会で議論される社会問題となっている。ホストが客の支払いを肩代わりし、売掛金が返せない金額になると、女性を風俗などで働くように誘導するケースがある。また、ホストに金を払えと殴られて恐喝を受ける事件も発生している。売掛金は店ではなく、ホスト個人が肩代わりしている事が多く、法律で個人の金銭のやり取りを取り締まるのは難しい。
トラブルが急増する理由に、激しさを増す売上金の争いがある。借金返済のため強制的に売春などをさせるのとは異なり、甘く女性に囁きかけて、売春などに手を染めさせてしまうケースもある。判断能力を持った成人の女性ですら、違法と知りながら自分の意志で売春を行ってしまうこともある。この問題について、新宿区や国会で議論される一方、ホストにハマるのは自己責任という意見などもある。また、成田悠輔によると、バーチャルホストが誕生する可能性もあり、人工知能やAIが搭載されれば会話もスムーズにできるようになるため、より依存性が高まる危険性があるという。
ライバーはライブ配信アプリで生中継で映像を配信する人のことで、配信内容は様々。配信アプリには「投げ銭」という機能があり、アイテム購入などの行為により、実質的にお金を送金できる。おさめられた投げ銭の数を競うイベントも開催されていて、推しの子を勝たせたいと、1人が数百万円の高額投げ銭をしてしまうケースもある。なお、近年はスマホ依存の対策としてタイムロッキングコンテナなどが発売されていて、誘惑を断ち切るアイテムとして注目されている。