健康管理は体重がカギ メタボ基準見直し提案/女性90cm→77cmに/中年太り”仕組み”改名 脳の神経細胞が変化/中年太り脳に原因か 加齢で”アンテナ”短く/脳の”アンテナ” 代謝や摂食に影響/中年太り対策は腹八分 江戸時代の書物にも…

2024年3月14日放送 10:37 - 10:45 TBS
ひるおび! (ニュース)

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満に加え、高血圧など3つの項目のうち2つ以上が当てはまる状態を言う。動脈硬化が進行しやすく、脳卒中などを引き起こしやすくなる。今月8日、新潟大学などの研究チームは、メタボの新基準案を発表した。腹囲は、男性で、85センチ以上から83センチ以上に、女性で、90センチ以上から77センチ以上とされている。新潟大学の曽根教授は、女性の腹囲は、男性より大きな値を使っていたため、心臓病などを起こすリスクの高い人の9割を見逃していたとしている。新基準案では、心疾患リスクの5割以上を予測できる。中川は、健康のためにもダイエットを意識していく必要があり、世の中の意識も変化していっているなどと話した。
今月7日、名古屋大学などの研究グループは、中年太りの仕組みをラットの実験で解明した。脳の神経細胞「ニューロン」の一次繊毛にあるタンパク質「抗肥満機能MC4R」は、代謝を促進したり、食欲を抑えたりするが、加齢とともに、一次繊毛が短くなり、抗肥満機能MC4Rの数も減ってしまい、代謝が減少し、食べ過ぎにつながるという。今回のラットの実験では、ラットにカロリーの高いえさを与えると、一次繊毛が縮むスピードが速くなり、えさの量を制限すると、一次繊毛が回復したという。名古屋大学の中村教授は、控えめな食生活を続ければ、一次繊毛が短くなるのを抑え、体の抗肥満作用を維持できるだろうなどとしている。江戸時代の書物にも、お酒や食事は、七八分にして、少し足りないと思うときに早くやめるべきだなどと記されている。


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