大阪・関西万博まであと1年

2024年4月24日放送 12:20 - 12:27 NHK総合
みみより!解説 (みみより!解説)

大阪・関西万博は大阪・夢洲で来年4月に開催される。日本ではこれまでに70年の大阪万博、85年のつくば科学博、2005年の愛・地球博が開催されてきた。万博は19世紀にはいち早く発展した国が最新技術を展示する技術博覧会的な意味合いが強く、エッフェル塔はパリ万博で開かれた。20正規には科学万能から人間性探求へとシフトし、21世紀には人類共通の課題解決の場とその意義を変えている。今回の万博は先端医療の研究機関が多い大阪で、超高齢社会の課題解決を考える機会にしようと、構想が持ち上がった。大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、感染症への取り組みなどを。世界各国の来場者と地球規模で考えていく。
万博で注目されるのが各国のパビリオン。参加国が独自のデザインをもとに自前で建設するタイプは万博の華といわれる。50カ国あまりが希望するも、建設が遅れている国もある。背景には資材高騰、人件費上昇などがあり、建設会社が決まった国は37カ国にとどまる。そこで政府などは組み立て式の建物を協会が建設する選択肢なども増やした。
NHKの世論調査によると大阪・関西万博に「関心がある」「ある程度関心がある」と答えた人は31%に留まった。会場建設費が1250億円から最大2350億円に引き上げられた背景がある。建設費は国、大阪府・市、経済界が3分の1ずつ負担することになっているが、巨額の税金を投入することに抵抗感を示す人もいる。会場のシンボルとなるのが大屋根リングで、世界最大級の木造建築物になるが、344億円もかかる。万博に行くことでどのようなことを得られるか主催者側は国民に説明することが求められる。


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