グッド!モーニング ニュースまとめ
中国・貴州省の遵義市では深刻な不景気となっている。中国政府の意向で急速に開発が進められ、1999年~2021年のGDP年平均は10%を超えたという。ただ現在街にはほとんど人がいない状態となっている。専門家によると中国の地方政府は開発を進めるために「融資平台」という投資会社を設立し、隠れ債務を発行してお金を借り入れていたというが、不動産不況などにより資金繰りが悪化し、進められていた工事がストップするなどしているという。こうした事態は中国全土で起こっているとのこと。専門家の試算では、地方政府の借金は2000兆円とみられている。専門家は「無駄遣いが多く、不動産をいくら開発しても買い手がつかない。融資平台の破綻も時間の問題」などと話した。