藍染めのこいのぼれい障害者の就労支援

2024年4月27日放送 7:35 - 7:40 NHK総合
NHKニュース おはよう日本 (関東甲信越のニュース)

東京・町田市にある「クラフト工房La Mano」では障がい者たちが通常スタッフと一緒にこいのぼりなどの作品づくりに取り組んでいる。藍染めの液体の色は濃く鮮やかで、この藍は木綿の生地によく染まり、藍染めを行う場所では染めて干す工程を10回ほど繰り返して完成の色に近づく。藍染めの後は柄をつける作業があり、糊置きを行うことで1度染めた色を柄に合わせて抜いていき、1日かけて完成させて柄がついていく。次に糊落としを行い、乾燥させてから鯉の口に型を入れ、糸付けを行ってみんなの元に届くこいのぼりに仕上げる。この工房は30年ほど前に障がい者の働く場所として設立され、社会と繋がるような得意な手仕事で1つのこいのぼりを作っていくのが魅力と施設長は語った。藍染めのこいのぼりは1組セットで5万円ほどで毎年250組が完売する人気ぶりで、お客さんの評価は工賃を安定して高く確保することにもつながっている。また、工房では25人ほどが働き、見学や体験教室も行っている。


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町田市(東京)しゃくなげクラフト工房La Mano端午の節句

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