モーサテ プロの眼
きょう中国国家統計局は7-9月期のGDPを発表予定。さらに先日IMFは2023年と2024年の中国のGDP成長率見通しを引き下げた。そうした中、中国の景気減速懸念が強まっている。肖さんは、きょう発表されるGDP成長率の数字は景気減速懸念を裏付ける数字にはならないと予想。中国の成長率見通し引き下げもあったが見方を変えればIMFの予測は大丈夫だと考えられるとし、アメリカを除くG7のGDP規模の合計が、中国とほぼ同じで、成長率見通しも0~1%のところ中国が5%だと解説し、もしIMFの予想通りとなった場合でも朗報と言いたいくらいだなどとのべた。ただ、中国の不動産バブル崩壊などによる他国への影響などが言われる中、中国の成長率の鈍化以上に経済悪化が懸念されている。これについて肖さんは、これはどこの国でも経験してきたもので、問題は経済政策決定のメカニズムが機能するのかが心配だなどとのべた。