- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 及川佑子 吉岡真央 菅谷鈴夏
オープニング映像。
きょうのラインナップを紹介。
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- 宇野昌磨
海上自衛隊の護衛艦をドローンで撮影したとして、3月下旬に中国のSNSに公開された映像を紹介。加工やねつ造の可能性も指摘されていたが、防衛省はきょう「実際に撮影されたものである可能性が高い」とする分析結果を公表。防衛省は「日本の防衛に重大な支障を生じさせかねない」として、警備に万全を期すとしている。神奈川・横須賀市・海上自衛隊横須賀基地が見える公園を取材。ドローンに撮影されたと見られる護衛艦「いずも」。現在出港中だが、撮影スポットとして知られる公園には、きょうもカメラを持った人たちが。横須賀基地の入り口に行ってみると、柵には「ドローン飛行禁止」と書かれた看板がある。
護衛艦「いずも」をドローンで撮影したと見られる映像は、3月下旬、中国の動画共有サイトに公開。その後、Xにも転載された。先月、木原防衛相は「悪意をもって加工、ねつ造された可能性を含め、現在分析中」と述べた。それから1か月余り、防衛省はきょう「実際に撮影されたものである可能性が高い」とする分析結果を公表。投稿された映像。特徴は本物とほぼ一致。甲板の左側、白線で書かれたリコプターの発着スポット。艦橋が右側に設置されているのも「いずも」の特徴。防衛省は「不自然さは基本的にはないと判断した」としたうえで、「横須賀基地の上空を許可なくドローンが飛行した可能性がある」としている。きょう開かれた自民党の国防関係の合同会議。基地の警備について厳しい意見が出された。自民党・小野寺安全保障調査会長は「しっかり検証して反省して、備える大事な大きなテーマ。安全保障上の重要な問題だと重く受け止めて対処してほしい」と述べた。
今回の問題。拓殖大学・佐藤丙午教授は「重要施設の中に小型無人機が入り、かなり接近した場所で非常に重要な艦船を撮影されたことが素直にショック、非常に大きな衝撃。撮影した人間にもし害意があった場合、爆弾にせよ妨害手段を搭載して攻撃を行うことも可能と意味する。防衛相は深刻に受け止めるべき問題」と語った。
ドローンを飛ばして撮影したと見られる今回の映像。自衛隊基地などでは、敷地や周囲約300mの上空で許可なく飛ばすことは法律で禁止されている。敷地や区域の上空はレッドゾーン、その周囲はイエローゾーンとされ、イエローゾーンでは警察の退去命令などに違反した場合、レッドゾーンは区域に入っただけで1年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられる。ドローンをどう探知し対応するのか。防衛省はレーダーや光学センサーを用いるなどして探知することが一般的で、電波を出して強制的に着陸させたり、網を投げて捕獲したりする方法があるとしている。
今回、ドローンの飛行を探知していたかについて、防衛省は「警備に関わる能力は明らかにするおそれがあり答えられない」としたうえで、「より能力の高い装置を早期に導入するなど警備に万全を期す」としている。安く大量に製造できウクライナの戦闘でも数多く使われるなど、各国の戦略にも影響を及ぼしているドローン。拓殖大学・佐藤丙午教授は「技術の動向の変動を細かくモニターして、対処のしかたを継続的に検討すべき」と指摘し、「極めて重要な課題を自衛隊に投げかけたもの」と述べた。今回の事態を受けて防衛省は、基地周辺の不審者について警察に通報するのではなく、自衛隊が直接対処する対策案を示した。安く大量に製造できるドローンは、戦争の在り方を変えたと指摘され、安全保障上の大きな技術的変化ともいえる。その変化に自衛隊が早く、効果的に対応できるかが問われている。
毎月勤労統計調査によると、ことし3月の現金給与の総額は、前の年の同じ月に比べて0．6％増加し27か月連続のプラスとなった。一方で、物価の高騰は続いていて、その変動分を反映した実質賃金は2．5％減少し24か月連続でマイナスとなった。比較可能な1991年以降、最長で依然として物価の上昇に賃金の伸びが追いついていない状況が続いている。
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- 毎月勤労統計調査
イスラエルとイスラム組織ハマスの間の戦闘休止などに向けた交渉をめぐり、イスラエルを訪れていた米国のCIA（中央情報局）・バーンズ長官は、再び仲介国エジプトに戻ったと伝えられている。米国・バイデン大統領はイスラエルがガザ地区南部ラファへの大規模な地上作戦を行った場合、武器を供与しない考えを明らかにしており、こうした米国の対応が停滞する交渉の打開につながるかが焦点。
ロシア・プーチン大統領は9日、第2次世界大戦の戦勝記念の式典で演説を行い、ロシア軍の核戦力に言及しウクライナや欧米側を強くけん制した。プーチン大統領は「ロシアを脅かす者は許さない。戦略舞台はいつでも戦闘準備が出来ている」と述べた。式典には友好国などの首脳しか出席せず、欧米との激しい対立など長期化する軍事侵攻を反映する内容となった。
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- ウラジーミル・プーチンモスクワ（ロシア）
日本全国の気象情報。
五輪男子シングルで2大会連続でメダルを獲得するなど活躍した宇野昌磨選手が、現役引退を発表した。愛知県出身、26歳の宇野選手。4回転ジャンプを持ち味に五輪にはピョンチャン大会で初出場し、銀メダルを獲得。金メダルを獲得した羽生結弦さんとともに、ファンを沸かせた。続く北京五輪でも銅メダルを獲得し、日本の男子フィギュア界をけん引。宇野選手は、自身のSNSで現役引退を発表し、「5歳のときにスケートと出会い、21年間続けることができ、すばらしい競技生活を送れたことにとても感謝している」などと記した。北京五輪でともにメダルを獲得した鍵山優真選手は「ずっと憧れで尊敬できる人。とてもさみしいが、これから進む道を応援したい」とコメント。5歳でスケートを始めたときから、長年指導に当たってきた山田満知子は「“次の世界にいきたい”ということだと思う」と語った。宇野選手は14日に記者会見して、現在の心境や今後について語る。
ドジャース・大谷翔平選手のチームは5月に入って、まだ負けがない。7連勝をかけて、マーリンズ戦に出場。ドジャース3−1マーリンズ。ドジャースは7連勝。大谷は2試合連続のノーヒットだったが、自慢の強力打線が力を見せた。
ドジャース・大谷翔平選手の成績は1位が並ぶ。打率は大リーグ1位、ホームランはきょう抜かれてしまったが11本でリーグ2位。出塁率と長打率を足した強打者の指標として用いられるOPSも1位。多くの打撃成績でトップを走っている。なぜこれほどの好成績を残せるのか、元大リーガーでワールドシリーズ制覇の経験もある井口資仁さんに聞いた。去年と比べると、ここまで高い打率をキープ。さらに三振も減っていて確実性が増している。井口さんは「バッティングシンプルになった」と語った。むだな動きがなくなったと井口が指摘する大谷選手のスイングについて実演で教えてもらった。このスイングによって、今シーズンはヒット、ホームランともに打球速度は自己最速をマーク。井口さんは、ボールがしっかり見えていて、正確にボールを捉えられていることが好調の理由だという。スイートスポットといわれる想的な打球角度を示す数値。8度〜32度の角度で飛んだ打球のことを言う。その確率が去年に比べて大きく上がっている。井口さんは「自分の打ちたい確度、打球、スイング、しっかりとコンタクトできている」と語った。ドジャース・大谷翔平選手の好調さは、ドジャースの強力打線にも要因があると井口資仁さんは言う。もう1つ注目が塁打数。ヒットなら1、ホームランなら4として足し合わせた数字で、大谷選手は現在103塁打でリーグ1位。シーズン最多記録は、ベーブルースの457。大谷選手がこのペースで打ち続ければ427塁打という計算になる。
右脇腹の張りでけが人リストに入っていたカブス・鈴木誠也選手が、8日の3Aの試合に出場してヒット2本を打ち、早ければ10日からの3連戦に復帰する見込みになった。
レッドソックス・上沢直之投手はマイナーリーグに降格した。主力ピッチャーがけがから復帰ことで入れ替えになったと見られ、3Aから再び大リーグ昇格を目指すことになる。
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- ボストン・レッドソックス上沢直之
3月の春場所で、新入幕として110年ぶりの優勝を果たした尊富士が、12日から始まる夏場所を休場することになった。尊富士は、新入幕で臨んだ先場所。立ち合いからの鋭い攻めで13勝を挙げ初優勝。新入幕としての優勝は110年ぶりの快挙だった。ただ場所中の取組で右足を痛め、調整が遅れていて、今月12日から始まる夏場所は、初日から休場することになった。尊富士が休場するのは初土俵から11場所目で初めて。夏場所で約3年ぶりの三役となる小結に復帰した大関経験者・朝乃山も、右ひざのけがのため、初日から休場することが決まった。
夏場所の注目力士。大関・琴櫻は、元横綱の祖父のしこ名を受け継ぎ、上を目指す決意を新たにしている。琴ノ若から改名した琴櫻は、半世紀ぶりにこのしこ名を復活させた。かつて名乗っていたのは、横綱だった亡き祖父。強烈な押し相撲で「猛牛」の異名を取り、5回の優勝を果たした。その偉大な祖父と小学生のときに交わしたのが「大関になれば、琴櫻を継いでいい」という約束。この目標を胸に子どものころから厳しい稽古を重ねてきた。そしてことし、大きな体を生かした四つ相撲に加えて力強い突き押しも開花。大関昇進を果たし、憧れのしこ名を受け継ぐことになった。次に見据えるのは、横綱の地位。そのために、祖父の押し相撲も参考に前に出て圧倒する相撲を目指している。横綱昇進へ優勝を重ねることが求められる中、まずは夏場所で初めての賜杯を目指す。琴桜は「上に上がれるようにやっていければいい」と語った。祖父が初めて優勝したのは27歳。大関で4回、横綱で1回の優勝。横綱昇進は32歳。琴櫻は現在26歳でまだ優勝経験はない。祖父に追いつき追い越すことができるか今後に注目。
パリ五輪競泳日本代表。強化合宿で選手たちが順調な調整ぶりを見せた。きのうから始まった強化合宿には、選手25人が参加。男子のエース・本多灯選手。痛めていた左足首はほぼ回復しているということで、4つの泳法を組み合わせて力強い泳ぎを見せていた。本多選手は「世界糸w目指して、金メダルを目指してやってきた。最高の笑顔で入場して、最高の笑顔で終わらせたい」と語った。東京五輪で2つの金メダルを獲得した大橋悠依選手は、1日たりともむだにしたくないと集大成と位置づけるパリ大会へ、気を引き締めていた。大橋選手は「目標はまずは自己ベスト。決勝に残っていくこと」と語った。