- 出演者
- 北野剛寛 福井慎二 村上真吾 小山径 小原茂 河島康一 加藤成史 坂下恵理 島田莉生 塩崎実央 宮崎浩輔 堀田智之 福田裕大 山口真路
出演者が今朝は寒かった、寒暖差が10℃くらいあるなどと話した。
オープニング映像。
原子力発電で出る核のごみの処分地選定を巡って玄海町・脇山町長は第1段階となる文献調査を受け入れる考えを表明。原発が立地する自治体としては初めてとなる。高レベル放射性廃棄物「核のごみ」は長期間強い放射線を出し続けることから地下300mより深くに埋めて最終処分することが法律で決まっていて、処分地選定に向けた調査は3段階で行われる。玄海町では第1段階にあたる文献調査を巡って先月調査受け入れを求める請願を町議会で採択、今月1日には国が調査実施を町に申し入れた。文献調査受け入れは北海道寿都町と神恵内村に続いて全国で3例目。玄海町には九州電力玄海原発が立地。原発が立地する自治体が調査を受け入れるのは初めてとなる。
原子力発電で出る核のごみの処分地選定を巡って玄海町・脇山町長は第1段階となる文献調査を受け入れる考えを表明。町役場前では文献調査の受け入れに反対する人たちが抗議活動、町民からは戸惑いの声も聞かれる。
震災などからの復興の取り組みを国内外で共有し、広く発信しようと来年神戸市で創造的復興サミットが開かれるのを前に、兵庫県・斎藤知事が県庁の内堀知事の元を訪れサミットへの参加を呼びかけた。創造的復興サミットは被災地復興の取り組みを共有しようと兵庫県が国内外の自治体に呼びかけ、阪神・淡路大震災から30年の節目となる来年、神戸市で開催される予定。斎藤知事は「兵庫のこれまでの取り組みと同時に福島県がいまなお取り組んでいることを国内外に発信したい」、内堀知事は「連携して取り組みたい」と話した。斎藤知事は飯舘村を訪れ原発事故に伴う除染で出た土を農地に再生利用する実証事業が行われている長泥地区を視察する予定。
能登半島地震では、被災者の心のケアも課題となっている。穴水町の精神科医・林正男さんは先月から穴水町や隣接する市と町で精神的なケアが必要な人たちのもとをボランティアで訪問。きのうは仮設住宅で暮らしている人たちの生活状況を確認するため能登町・白丸地区を訪れ住民たちに健康や生活に関する困りごとがないかなど聞き取った。地震から4か月余が経つ中、気分の落ち込みを感じる人や飲酒量が増えたという人も多く、林さんは「避難先でのストレスや将来への不安などが背景にある」と考えている。長引く避難生活の中で認知機能が低下しているお年寄りもみられる。穴水こころのクリニック院長・林正男が「この生活が長く続くと絶望、元気が出ない人が出てくる。どうにかしてあげたい」とコメント。
能登地方の春を彩るのとキリシマツツジの展示即売会が穴水町で始まった。のとキリシマツツジは能登地方の民家や寺などで栽培され、毎年この時期に見頃を迎え、穴水町の園芸組合が僧侶の名にちなんで「能登峨山キリシマ」としてブランド化を進めている。町内の集会所の広場で恒例の展示即売会が始まった。生産者の中には能登半島地震で被害を受けた人もいる。この催しはあさってまで開かれている。
瀬戸内海で連絡船「紫雲丸」が沈没し168人が犠牲になった事故からあすで69年。この船に修学旅行で乗り合わせていた児童など25人が犠牲になった松江市の小学校で生存者が事故について子どもたちに語った。1955年5月11日、香川県と岡山県を結んでいた連絡船「紫雲丸」が別の船と衝突して沈没し、修学旅行で乗り合わせていた松江市の川津小学校の児童や教員など25人を含む168人が犠牲になった。事故からあすで69年になるのを前に、学校ではけさ児童が記念碑に献花をしたり手を合わせて祈りを捧げ、生存者の野津幸次さんが5年生と6年生約200人に事故について語った。船が傾く中、上がろうとしたが海に投げ出されたことや海が船からの脂で真っ黒にそまった状況を説明した。家族や友人を大事にしたほしいと語った。
ことしの元日に発生した能登半島地震の被災地に寄付金を送ろうと、手作りの陶芸作品の販売会が松江市のいきいきプラザ島根で始まった。販売会はあさってまで開かれている。価格は200円から2000円。売上は被災地に寄付される。陶芸の会連絡協議会会長・岡宜一が、気持ちを能登に届けてほしいと語った。
盛岡から。15万本のチューリップが咲いているという。冬に植えた15万本が咲いている。
秋田特産の漬物「いぶりがっこ」でいぶした大根を漬けたあとに出た漬物の汁を活用した発泡酒が開発され、今日から販売が始まった。この取り組みは、捨てられていたものを活用し、新たな価値をつけた商品を作ろうと湯沢市で「いぶりがっこ」を製造・販売する会社とクラフトビールのメーカーが、共同で開発した。湯沢市にあるいぶりがっこの製造・販売会社の直営店に半年余りかけて開発された発泡酒が並んだ。発泡酒の原料には麦芽やホップのほか、いぶした大根を漬けたあとに出た漬物の汁が使われていて、スモーキーな風味と独特のうまみがあるのが特徴だ。タレを捨てるのはもったいないという製造販売会社の社長。羽後町でも開発されたという。2つの発泡酒はきょうから道の駅などで販売される。
長崎県佐世保市には利用者がやりがいを感じて働ける環境を作ろうと取り組んでいる障害者の就労支援事業所がある。長崎らしいイラストがデザインされたカードケースやポーチなど、障害がある人の就労支援を行う事業所で作られた。商品を作っている佐世保市の事業所。精神障害がある人など50人余が働いている。社長・石丸徹郎さんは13年前、社長を務めていたイベント会社でひきこもり支援のパソコン教室を主宰。そこで出会った人と交わした何気ない会話が福祉の世界に飛び込むきっかけとなった。その4か月後に福祉事業所を立ち上げた。利用者の個性や才能をビジネスにつなげることが特徴。事業所に入った利用者には一通り全ての仕事を体験したもらい、その上で個性を最も発揮できる仕事を考えるという。megumiさんは当初パソコンの習得を目指していたが、絵に才能があるのではと後押しを受け、イラストを元に多くの商品が誕生。全国コーヒーチェーンのパッケージに採用されるなど高い評価を受けた。石丸さんは今後も利用者に寄り添った支援を続けていく。この事業所では月1回事業者の技術を審査しレベルに応じて賃金が上がる評価制度を導入している。
太平洋戦争中の昭和20年5月10日、岩国高校の前身の岩国高等女学校と旧制岩国中学校の生徒12人が岩国陸軍燃料第一工廠への学徒動員中に空襲でその命を落とした。高校の一角には亡くなった生徒たちをしのぶ慰霊碑が設置されていて、命日にあわせ生徒や教員など70人ほどが出席して慰霊の集いが行われた。慰霊碑は戦後、犠牲となった生徒の同級生たちが設置したもので、「尊い犠牲が忘れさられようとしていることに耐えられないものがある。なき友が永遠に平和の礎となることを念ず」などと刻まれている。
下関市の伝統の祭り、「先帝祭」で披露される「上臈道中」を体験する授業が、市内の小学校で開かれた。この体験授業は、下関市の養治小学校が、5、6年生の総合学習として行ったもので、児童や教職員などおよそ40人が参加した。安徳天皇の霊を慰めるために参拝を行ったことなどが起源と説明。児童らはグループに分かれ、着物を着たり、下駄を履いて独特の足運びを体験したりした。
宮崎市の小学校で79年前集団下校中に空襲で犠牲となった子どもたちを供養する集いが行われた。太平洋戦争末期の1945年5月11日、宮崎市の宮崎大学教育学部附属小学校の前身の学校で集団下校中の子どもたちが米軍の空襲を受けて12人が犠牲になった。小学校では毎年、命日に「いとし子命の集い」と称した供養の集会を開いていて、ことしは命日が週末に当たることから前日の10日全校児童や遺族などが犠牲になった12人を悼んだ。毎年、集会で歌われている「黄色い花が咲く頃は」を合唱した。
去年4月に宿題を無くした山形県の新庄市立日新小学校の取り組みを紹介。宿題のかわりに学校は授業の復習ができるプリントを用意しており、生徒は自分でやりたいプリントを選び持って帰る。強制ではなく学校への提出もなく、家でどんな学びをするのかは子どもたちの判断に任せているという。校長は与えるより自分で選ばせたほうがやる気がぜんぜん違うと話している。
スイカの栽培が盛んな倉吉市の選果場で、作業を効率化しながらより質の高いスイカを出荷するため最新の機械が導入された。倉吉市は北栄町に次ぐ県内2番目のスイカの産地。JA鳥取中央は、倉吉市のスイカの選果場の設備をおよそ7億7000万をかけて強化した。このうちスイカの糖度や大きさを測り傷がないかをチェックして等級を選別する機械には、これまでより高性能なカメラが搭載され細かく検査できるようになり、出荷するスイカの品質の確保につながるという。またスイカが入った段ボールを運ぶロボットを導入し、作業の効率化や生産者の負担軽減も期待できるという。
去年屋久島沖での墜落事故を受けて見合わせていた飛行をことし3月に再開させた米軍のものとみられるオスプレイが、奄美大島とその周辺で先月以降相次いで目撃されている。さらに奄美市防災危機管理室には、先月18日の午後市内の2か所でそれぞれ2機のオスプレイとみられる機体が飛行しているとの目撃情報が住民から寄せられたという。ことし3月にオスプレイの飛行が再開されたあと奄美空港にオスプレイが着陸したことは確認されていないが、奄美空港には去年1年間にオスプレイを含めた米国の軍用機が民間空港では全国で3番目に多い67回着陸している。
長島町では赤土バレイショと呼ばれる特産のじゃがいもの収穫が盛んに行われている。長島町は周囲が海に囲まれているため潮風のミネラルが赤土に取り込まれ、生産されるじゃかいもも鉄分などが高くほくほくとした食感が特徴。長島町で生産された赤土バレイショをとりまとめて出荷している会社「エグチベジフル」によると、暖冬だったことしは玉太りもよく、量も去年より2割ほど多いおよそ2万トンが収穫される見込みだという。