- 出演者
- 三谷幸喜 安住紳一郎 三雲孝江 池谷裕二
オープニング映像のあと、安住紳一郎キャスターら出演者によるオープニングの挨拶。
10代20代で大麻の検挙者が増加しているというニュースを伝えたが、大麻を取り締まる法律、使用罪は今のところ設定されていない。日本には伝統的に大麻を栽培する農家がいて、その方たちが作業中に成分を吸う可能性があって、それは罪にならないだろうということで設定されていないと言うが、実際には作業中に成分を吸うということはないといい、使用罪を間もなく作ろうという改正の動きがある。先月23日、東京・足立区で乾燥大麻まど1.9kgを所持していた疑いで6人が逮捕された。著名人が逮捕されるニュースも後を立たないが、大麻事件の度に話題になるのが、大麻所持は罪だが使用は罪にならない、というもの。大麻取締法では大麻の所持には罰則があるが使用には罰則がない。三重・南伊勢町の認可大麻農家の谷川原健さんの畑の一部には高いフェンスがある。めったにメディアが入ることがないという場所には、県の許可を得て栽培しているという大麻があった。畑内部には作業従事者しか立ち入れないといい、薬物依存がない診断書と悪用をしない宣誓書が必要だという。認可大麻農家には非常に厳しい審査があり、現在農家は全国に10軒ほど。谷川原さんは「僕らは繊維をとるので収穫するのは茎 神事用の精麻という繊維をとるために栽培している」と説明していた。古くからお祓いなどで用いられる大幣などに使われている。田丸神社の見並倫宮司は、できるだけ国産のもの(大麻)を使いたいと切に願う、と話していた。他にも横綱が締める綱も大麻でできているという。一節には大麻は米よりも前から活用されてきた農作物で、昭和中頃まで生活の中で広く用いられていた。
茎や種は活用される一方、谷川原さんは「葉っぱはだめですね 収穫時に畑で葉っぱを落として土に還すか焼却処分する」という。谷川原さんが育てる国産大麻は品種改良され、有害成分が取り除かれた無毒な大麻で、成分を吸引したとしても酩酊作用はないが葉の部分が原則処分する。大麻は部位によって規制が設けられている。大麻博物館の高安淳一館長は、GHQによって大麻の種子を含めた本植物を絶滅せよという絶滅命令が出る、当時魚を釣る釣り糸や魚をとる網も大麻製だったので、日本の暮らしが成り立たなくなる、などと説明。そこで大麻の栽培を免許制にし、茎と種には規制を設けない法律が作られたのが大麻取締法。使用について罰則がないのは農家が大麻成分を吸引してしまう可能性を考慮したものと見られる。谷川原さんは、祖父がもともと神主なのだが、神様に捧げるものを作れる仕事はなかなかないと思うので、自分は大麻農家になった、後世にも繋いでいってほしいと思う、などと話した。
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- 大麻大麻博物館連合国軍最高司令官総司令部
大麻をめぐる政治の動きが活発化していて、今回の国会に出される予定だったと言われているが、現行の大麻取締法は大麻の所持、医薬品への使用が禁止されているが、医薬品への使用を可能にする、そして使用罪を新設などがあるという。CBD(カンナビジオール)を薬のほうに転用したいということで、一方幻覚など常用されるのがTHC(テトラヒドロカンナビノール)というもので成分が違うという。池谷裕二は、SDGsの観点から大麻はすごく良いんじゃないかと言われていて、乾燥に強く荒れ地でも生えるので緑化に使えるなどと説明していた。
甲子園を目指す熱い戦いが各地で始まったが、今高校球児といえば丸刈り等常識が変わりつつある。先週の日本高野連の発表で、丸刈りの学校は26.4%と5年前の76.8%から激減していた。背景にあるのが野球部の部員不足。野村総合研究所の予測では中学野球部では15年後に1校当たり6.2人、25年後には3.5人と試合ができない数に減るという。少子化であらゆる部活動が存続の危機に立たされている。
群馬・前橋市の群馬県立前橋西高等学校で練習中の野球部を訪ねると、2人だけでキャッチボール。2年の上村蒼太選手は「(今年は)部員はそもそも入らなかったし1年生も 人気ないのかな野球が」と話す。現在の部員は2年生2人だけ。それでも顧問を含め3人でできる練習を行っている。少子化で生徒数が減少しても部活は20あるので分散。前橋西高校を含め、県内6校で連合チームを結成し週末に合同練習をしているという。先週土曜日の合同練習で、前橋西高校に6校の選手が集まった。連合チームは合計18人。6校連合主将の尾瀬高校(3年生)は、尾瀬高校は1人です、1時間位かけて来ました、と話していた。学校がある地域はバラバラでかなり遠いところもあるので集まるのも一苦労。7月11日には県大会の初戦が控えている。チーム名は各校の頭文字になっている。ユニフォームは試合では各学校の物を使用。毎年組む学校が変わるので統一したものを作るのは予算的に厳しいという。連合チームならではの強みは各校の監督と顧問、総勢10人が集結すること。連合チームは全国的に増えていて、去年の夏の地方大会には過去最多の112チームが出場。今のところ甲子園への出場はないが、3年前には富山北部・水橋の連合チームが秋の県大会でベスト4に進出した。人気の野球部でもこの状態でマイナー部活はさらに苦しい状況になっていた。
創部60年以上の歴史を誇る埼玉・東松山市の松山高等学校 應援團。気迫あふれる険しい表情が鉄則。現在団員は5人いるが、コロナ禍には団長1人だけになり廃部の危機に。中島大輝團長は、やはり時代とはかけ離れている時代に逆行している部活だとは思います、と語る。応援団と言えば、ザ・体育会系で練習が厳しいイメージ。実際、松山高等学校の應援團も厳しかったが、團長は部員を増やすため大改革を断行。懲罰的な筋トレを廃止し、親身な指導を心がけるようにした。丁寧な指導に2年の綾部圭起さんは、ちゃんと筋が通っていると言うか理不尽と感じたことはあまりないと話していた。応援団の変化も全国的なようで、去年、部員不足で休止中だった宮崎・宮崎市の宮崎北高等学校では女子生徒だけで復活させた。応援団伝統のデスボイスも復活させていた。
変化する部活について、Z世代が選ぶ人気の部活ランキングで1位が帰宅部。つまり部活動をしたくない生徒が多いが、したい生徒でも最近増えているのが「ゆるい部活」。京都府立北桑田高校で4年まウェにできた新たな運動部は、フリースポーツ部。ソフトテニスの練習をしていたが、雨が降ると体育館へ行き、バドミントンを始めた。フリースポーツ部は1年毎に部員が種目を決定していて、今年はソフトテニス、バドミントン、ダンス。部員は21人と学校内で3番目に多い部活動。少子化そして多様化、時代に合わせて部活も様変わりしていた。
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- 京都府立北桑田高等学校少子化
台湾で飼育されているペットのオオアカムササビのボーボーくんの白熱の演技が話題に。モップの下に潜り込みまさかの死んだふりをしていた。ムササビの研究をする岡崎弘幸さんは、ああいう感じは初めて見たのでとてもおもしろかった等と話していた。
ニュースワードランキング18位は、三笘薫 サイン本お渡し会 ファンの声援に満面の笑顔。去年のワールドカップ カタールで三苫の1ミリで世界を驚かせるなどした三笘選手が、日曜、自身初の著書の発売を記念してサイン本お渡し会を開催した。
現在行われているネーションズリーグで、女子日本代表の石川の一ミリが話題に。エースの石川真佑選手は、石川祐希選手の妹でVLEAGUEシーズン最多得点記録をもつアタッカー。水曜、日本×トルコの試合で、試合は一進一退の攻防で石川の攻撃がギリギリで入った。日本が3-2で勝利した。
デビュー前にも関わらず、世界が注目するのが「Hi-Fi Un!corn」。ボーカルの福嶌崇人は、日本人と韓国人のボーカル、ここが魅力ポイントだと思います、などとアピールした。月曜、デビューイベントが行われたがギターのキム・ヒョンユルは、僕たちは東京ドームでライブができるバンドになりたい、と語った。
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2015年に結成した楽器を持たないパンクバンドBiSHが約8年間の活動に終止符。初の東京ドームでのライブで解散ライブとなった。ファン約5万人が熱狂した。
福島・いわき市で約4万発の昼花火が打ち上げられた。イベント仕掛け人の蔡国強さんは火薬を使った作品が人気で世界各国で昼花火を披露している。球屋北原煙火店を訪れ、普通の花火と昼花火の違いを教えてもらった。花火のルーツは狼煙とも言われている。
昭和のおもちゃ、ホッピングが驚きの進化を遂げている。海外ではポゴスティックと呼ばれ世界大会も開かれている。最近では大久保嘉人さんの息子がホッピングをしながらズボンを脱ぐ動画も話題となった。ポゴスティックのジャンプはバネではなく空気を使っている。
「ベスコングルメ」、「バナナマンのせっかくグルメ!!」、「日曜日の初耳学」の番組宣伝。
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「日曜劇場 VIVANT」の番組宣伝。
今週の大谷翔平。水曜日は投手で7勝目を挙げ、2本のホームランで自分を援護。きょうの試合では超特大30号を放つ。6月だけで15本塁打は62年ぶりの快挙となる。
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全米No.1メジャー代理人のスコットさんは大谷翔平について「今までに見たことがない選手」と称賛。投手としては6年総額約292億円、打者としては9年総額約472億円の価値があるという。そこにプレミアが付き1000億円との査定額もある。