- 出演者
- 塚原愛
災害に備えて自分や周りの防災力高めるためにBOSAIキッズ団とともに新たなツールを使った防災を紹介する。ハザードマップがわからない人におすすめなのはARである。知られざる災害の歴史。災害に備えてもらうために広く伝えるツールは漫画である。大雨を経験した小学校が歌やダンスに挑戦する。ナビゲーターはヤモリン博士で夏休みに実践してほしい知恵を伝授する。
BOSAIキッズ団がBOSAIアクションに取り組む。テーマは新たなツールで防災である。番組HPでも情報を公開中である。QRコードからアクセスすることができる。
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新潟市の潟東中学校では年に一度講師を招いての防災の授業が行われた。講師の青柳さんは子供たちの防災への関心が低いのは地域の特性にあると考えている。この地域では鎧潟と呼ばれ、水害が多く作物が被害を受けていた。その後、干拓で広大な農地に変わり、排水や水路の整備が行われ水害が減ったことにより防災への関心が減っている。水害をテーマに授業を行いハザードマップを見る。浸水被害を疑似体験できるディザスタースコープはARを使用し浸水被害をCGで合成している。水の深さも変えることができる。中学校の想定は3mで半分ほどの浸水でも体が埋まる。流木などでも怖さを体験した。笠原さんは疑似体験で学んだことを家族にも伝えたいという。祖父母も含めて7人家族で災害から命を守るため向き合って話し合うことが大事だと感じたという。ご両親もARを体験した。
AR（拡張現実）で水害を疑似体験。京都大学・矢守克也氏は大人でも水深50センチの高さで歩けない、両手をあけ傘ではなくリュックやレインコートで逃げる、また傘を杖変わりにして歩くなどと話した。
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国土地理院 ホームページでは災害が起こったことを伝える自然災害伝承碑の位置・情報を記載している。神奈川・津久井高校 マンガ研究部では大学生と共同で関東大震災のマンガを制作している。地震峠を守る会・秋元敏明さんは関東大震災で山が崩れて土砂が堆積した地震峠を伝える活動を行う。マンガ研究部は100年前にこの場所で起きたことをありのままに描き始めた。
過去の災害を伝えるマンガは他にもたくさん出版されている。稲むらの火は江戸時代に起こった大きな地震・津波の時の村長さんが物語になっていていろんな国で読まれている。自分たちの周りの伝承碑を調べ、得意なもので伝えていくのを考えるといい。鈴木楽は、音楽が好きだから曲を作ったりしたいなどと話した。
実際にアクションを起こした様子の動画を募集中。QRコードからアクセスして応募できる。
離れて暮らす高齢者には家族が電話をかけてエアコンの使用を呼びかけて。室温を28度まで下げてなど具体的に伝える。数時間後に確認の電話をすることを予告し、再び電話で室温が28度になったか確認する。熱中症で緊急搬送された人の約6割は65歳以上の高齢者だった。エアコンの必要性を感じてもらうためにも電話で直接伝えるのがおすすめ。
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最後の防災アクションは歌とダンス。みんなのうたではこわがりヒーローという防災をテーマにした歌がある。こわがりヒーロー水害バージョンの映像が流れた。矢守克也は、防災についてだけは強がっててはだめ、早く逃げようと誘うのが本当のヒーローと話した。前回は大前優樹と鈴木夢があたろーさんに振り付けを習って、歌詞の一部を自分たちなりに考えて歌とダンスを披露した。
東京・足立区の長門小学校で6年生が集まって防災の授業を行っていた。学校は中川から100mの位置にあり、氾濫した際には3メートルの浸水があると想定されている。6月3日未明、中川で氾濫危険情報が発表されたが、生徒らは「ぐっすり寝ていた」など水害の危険を感じた人は少なかった。BOSAIキッズ団の夢さんと大前さんが登場し、生徒らはこわがりヒーローの替え歌にチャレンジした。生徒らの替え歌には「テレビ情報を確認」、「財産が消える」などの言葉が盛り込まれ、ユニークな振り付けが付けられた。
BOSAIアクションではそれぞれの地域の弱点・災害を考えて歌詞を作るのが重要。出演者からは、「言葉だけで聞いて伝えるのではなく、歌やマンガなら子どもでもわかりやすい」、「時代に寄り添った自分にあう防災を見つけるのが重要」などの声があった。
番組ではBOSAIアクションのチャレンジ報告動画を募集中。画面左上のQRコードから応募できる。
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奈良地方気象台のチャレンジ報告動画を紹介。奈良地方気象台では小学生向けに気象台の仕事を紹介する動画を制作している。現業室では複数の天気図・気象データを見て天気予報を発表する。実際に観測している場所では雨量の測り方も紹介している。