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「ひろしまへいわノート」 のテレビ露出情報

78年前の被爆の実相について考える。漫画「はだしのゲン」が広島市の平和教育の教材から削除され別の題材に差し替えられた。被爆者団体などから広島市教育委員会に抗議の声が相次いだ。教育委員会側は削除の経緯について「本来の学習の目標にいくまでに結構な時間を取られる」と話す。一方でこの事が報じられると作品の販売数が急増した。作者の中沢啓治さんは2012年12月に73歳で他界。生涯こだわり続けたのは、被爆の実相をいかに子どもたちに伝えるか。
昭和20年8月6日。当時6歳だった中沢さんは学校の上空でB-29を確認。世界で始めて原子爆弾が投下され、中沢さんは奇跡的に街路樹と塀に原爆の熱線から守られた。再会した母・キミヨさんは被爆のショックで産気づき女児を出産していた。母からは家の下敷きとなり父・姉・弟が亡くなったことを告げられた。1966年に母親が亡くなると、中沢さんは火葬した母の骨が放射能で食い尽くされていたことを確信した。漫画家として原爆を告白するという決意で漫画を描き上げた。1973年6月に「はだしのゲン」の連載が開始された。

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