戦火を逃れ日本へ避難してきたウクライナ人のレナさん。現在は熊本県にある動物病院で治療のサポートや動物の世話の仕事をしながら動物看護師になることを目標に日々勉強に励んでいる。ウクライナ・ハルキウに住んでいた時はネコを飼っていたというレナさん。動物へ愛情を注ぎ続け、目標に向けひたすら走る一方で、レナさんは今も薬なしで眠ることができない日々が続いている。そんなレナさんを支えているのが職場の仲間たち。去年末にはレナさんを気遣う職場スタッフが年越しサプライズを計画。動物病院で働き始めて8カ月。ウクライナ侵攻から間もなく2年。海外での避難生活を余儀なくされる人たちが祖国へ戻れる日はいつになるのだろうか。