青いユニフォームに身を包み意気込みを語るのは、サッカー・ブラジル代表のエース・ネイマール。15日、フランス一部リーグのパリ・サンジェルマンからサウジアラビアのサッカーリーグの強豪・アルヒラルへ移籍することが発表された。ネイマールといえば2016年のリオ五輪ではブラジルの優勝に貢献。サッカーW杯には3大会連続出場している。アルゼンチンのメッシ、ポルトガルのロナウドと肩を並べる世界のトッププレーヤー。今回、サウジアラビアのクラブチームとは2025年までの2年契約。制限なく使用できるプライベートジェット、テニスコート約5面分の専用公園に24時間対応のサービススタッフが用意されているという。更に驚くのが移籍金額。日本円にして約143億円。これはサウジアラビアのクラブの移籍金としては過去最高額。気になる2年間の報酬は約580億円。この超大型契約にサウジアラビアのサッカーファンからも「有名で強いし高い技術もあるのでチームに大きな影響を与えると思う」「ネイマールのようなビッグネームを獲得できることで将来他の選手も簡単に獲得できるでしょう」との声が上がる。サウジアラビア文化に詳しい鷹鳥屋さんに話を聞くと、「私自身がアルヒラルのファンで、ロゴも新しくなって心機一転頑張ってほしいなと思う」と話す。サウジアラビアがいま多額の費用を払って海外のスター選手を呼び寄せる理由として「サウジアラビアにとってサッカーは国技のようなポジション。サウジアラビアでもワールドカップを行いたいという意図をどこかもっているから”サッカーと言えばサウジアラビア”という印象付けをしたいのでは」とのこと。