レンジャーズ戦に2番DHでスタメン出場したエンゼルスの大谷翔平は毎年6月になると打撃成績が上がると言われており、この試合で4点をリードされた5回ノーアウトランナー1・3塁の場面で犠牲フライを放ち3点差に縮め、後続が続き1点差まで詰める。第4打席、飛距離約139.9mと今季自己最長タイのホームランを放ち、打った直後にバットフリップを披露した。前日の試合も3安打をマークしており、通算の月別打率が3割の超えるのは6月だけで、この試合の前まで打率.381と3本のホームランであった。試合中、オールスターゲームのファン投票の中間結果が発表され、ア・リーグの指名打者部門でノミネートされている大谷は約92万4200票を獲得し2位に約72万票の差をつけてトップとなった。選ばれれば3年連続出場となる。試合は5-5のまま延長戦に突入し、大谷が2ランホームランを打った。今季第20号となり、ア・リーグのホームランランキングで単独トップとなった。この試合4打数2安打4打点となり9試合連続ヒットをマークし、9-6でレンジャーズに勝利した。大谷は6月を得意としていることについて「4~5月の悪いとこの改善や打席での慣れも含め、良くなるのではないか。いい月が被ってるのはたまたまだと思う」と話した。