3日、フィリピン当局によると時刻の排他的経済水域に130隻超の中国船が集結しており軍事的訓練を受けた海上民兵が乗船していたとみられる。フィリピンはASEANの中で東シナ海の領有権を巡り中国と最も対立が深まっている。こうした中日本とASEANの協力は安全保障分野にも広がろうとしている。海保の職員が講師になり研修が行われ不審船発見などのノウハウを指導した。また、日本はフィリピンとベトナムに巡視船を供与しており、日本は同士国の軍に防衛装備品など供与する新たな枠組みOSAを創設し適用第1号としてフィリピンとの間で沿岸監視レーダー提供で合意した。関係強化が急がれている理由について石井特別客員教授は日米同盟だけの抑止力は限られてきていてアメリカの力も落ちてきているなど説明した。ASEAN各国は一方で経済力などから中国への対応に温度差があり米中対立から距離を置きたい意向で安全保障協力の強化、特別首脳会議でどこまで合意か注目される。