「スシローの新メニューは売上トップ20に入れるのか」番付。年間売上3,000億円超え、12年連続売上1位など、回転すし業界のトップを爆走するスシロー。常務執行役員の木下嘉人さんには「えびアボカド」に並ぶメニューを生み出したいという野望があった。そこで白羽の矢が立ったのは、商品開発課リーダーの高村岳志さん。3つの新商品を作ることを木下さんから指示された。1店舗で試験的に販売し、売上20位以内なら商品化する。高村さんが開発した新メニュー1品目は「白えびのかき揚げ」（150円）。白エビをからりと揚げ、熱々のまま海苔で包んでいただく。新メニュー2品目は「炙りほたて貝柱黒酢ソース」（210円）。注文が入ってから炙る香ばしい貝柱に、オリジナルの黒酢ソースや生姜、ネギをのせていただく大人のお寿司。新メニュー3品目は「かつおオリーブレモン」（210円）。鮮度抜群のカツオに、玉ねぎ、オリーブオイル、レモン、ブラックペッパーをかけた通好みな一皿。3月26日、スシロー新宿西口店で1日限定で販売された。ランキングは売り上げた皿の枚数で競う。1週間後、大阪本社で結果発表。激安イベントが開催されていた「特ネタ中とろ」が1位。人気のマグロメニューについては、「軍艦ねぎまぐろ」が4位、「匠の漬けまぐろ」が18位、「厳選めばち鮪」が5位にランクイン。