今季の阪神は四球数が伸びていて、岡田監督は開幕前日に四球はヒットと同じような査定ポイントにすることを決定した。昨年の大山の四球は59だったが今年は88に飛躍している。昨年のチーム防御率は1位だったが得点数は5位、リーグ3位でシーズンを終えた。今年は防御率はトップ。四球の増加で得点数も1位をキープしている。四球の重要性を象徴するのが6月4日のロッテ戦。槙原は「粘られると球数が増えるから投手としては嫌」とコメント。以前の岡田監督は感情を爆発させるシーンが多く見られたが65歳となった今、選手との接し方が柔らかくなったという。